道具の役割
two week detox も、ひとまず1週間が過ぎて今日から2週目に入ります。
これまでの1週間は小麦と加工品を食べていないので、明らかなお腹の不調というのは治ってきてるかな?
今日からはお肉も控えめにして、果物も野菜中心の食事を摂るようにします。また報告しますね。
さて、道具の役割のお話です。
私の母の家に行くとリビングのテーブルの上にハサミが数本あるのについ目がいきます。
一時期はリビングに7本(挺)ものハサミあったのですが、今はもう少し減っているようです。
それぞれ使いやすさが違うんでしょうね。
これには理由があって、普通のハサミ、薬のヒートを切る用、封筒などの紙を切る用…あとは何だったかもう忘れましたが「◯◯用」と用途ごとにハサミを持ってるのです。
片付けが大変だと言う人の中にはこういったケースが見られることがあります。
例えば水筒をいくつも持っていて、これは職場用、これは容量が少ないので小さいカバンで持ち歩く用、これはサイズがドアポケットにピッタリだったので車で移動する時用、これは予備…など全部に意味付けをしていたり。
または全く同じアイテムでもリビング用、キッチン用、洗面所用、寝室用…と場所ごとに複数持っていたり。
別に構わないのですが、ちょっと思い返してみてください。
それらの物は本当にはじめからその用途のために購入したのでしょうか。
「このお気に入りの水筒は車のポケットには入るけれど、容量が少ないので車用にサイズはピッタリでもっと容量の大きいものが欲しい。」
そんな動機のもと、探して出会った水筒なら全く構わないと思います。
でも、すでに家にあるのに同じ役割の道具を買ってしまい、2つ、3つと増えていく。
もちろん、どれも使えるから処分できない(実際は帯に短し襷に長しな物かもしれません)。
「◯◯用」と称して、複数持つ理由を後付けする。
正直、そういうパターンが多いのかな、と感じます。
「人は捨てるとなると急にクリエイティブになる」
断捨離のやましたひでこさんがよくお話しされますが、物を手放したくない人はそれを何かに使えないかとアイデアをひねって存在価値を与えようとする。
自分がそれを持つ理由を一生懸命考えてしまうんですね。
一見同じアイテムに対して「◯◯用」と役割分担させるのはおかしなことではありません。
ただ、必要に駆られて「◯◯用」を買ったのか、単に理由を後付けしているだけなのか、起点がどこにあるかを見直してみることは大事です。
「少ない物で多くを成し遂げる」ことを学べば「少ない努力でより多くのものを創り出す」ことができるようになる。
これは最近観たバシャールの動画で話されていた言葉です。
世の中を見ていると、持つべき物、するべき事であふれているように感じますが、私たちはもっと簡単に幸せになりたいですよね。
道具の管理が大変な方は「本当に代用できるものがないか」という方向にクリエイティブ性を発揮して、持ち物をシンプルにしていくといいでしょう。
もちろん、購入する前にイメージする事ができれば「帯に短し…」な物を家に招き入れる事を防ぐことができます。
自分と物との関係性、いま一度見直してみましょう。